豊橋市の中古車販売店様より天井生地が垂れているアウディの張替えの依頼をいただきました。車種にもよりますが天井部分の生地が剥がれてきてしまうことがあります。今回のアウディA1も経年劣化でかなり天井が垂れ下がってきていました。
ヘッドレスト部分まで天井生地が垂れていますが、こうなると商品として出すことができませんの張替えが必要です。車両から天井を取り外し、古い生地を新しいものに張替えますが、張り替える前段階で劣化したウレタン除去などのクリーニングを行います。キレイにした後は新しい生地を専用の接着剤で貼り付けていきます。
垂れていた天井もスッキリできました。今回は張替え生地は元のオリジナルの同色になるべく近いものを手配し施工していますが、お客様のオーダー次第ではイメージを変えたいということでグレー、ブラックなどシックな感じにカラーチェンジされる方もいらっしゃいます。生地カラーのバリエーションは豊富ですのでご要望あればお伺いいたしております。また断熱材を入れることで車内の温度上昇を緩和させることができます。断熱材を天井に貼ることでルーフからの熱を防ぎ、車内の温度上昇を抑える効果が期待できますので、張替えるついでにやっておくのはおすすめです。
天井剥がれの原因
天井の剥がれが多いのは欧州車などですが、今回のアウディ以外でもベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、ジャガー、ボルボ、ポルシェなど車種は様々です。天井剥がれの原因は欧州で使用されている接着剤やウレタン(スポンジ状のもの)では日本の高温多湿な環境下では劣化が進みやすいと言われています。国産車では天井剥がれがあまり出てこないのは日本に適した仕様になっているからでしょう。天井内部の劣化進むとルーフと天井の間にあるウレタンがボロボロになって落ちてきます。ボロボロに剥がれ落ちたウレタンの重みで天井生地が垂れ下がってくるというわけです。
天井剥がれは後方確認などに影響もあるので、早めに対処しておくのがいいでしょう。トータルリペアE.F.Pでは愛知県内からご依頼いただいております。張替えについては気軽にご相談ください。